おはようございます、

 

中元 礼子です。

 

 

 

私はかれこれ4年近く

 

武学体術というものをやってまして。

 

 

 

これは、昨日の稽古会の写真です。

 

 

 

 

武学に出会ったきっかけは

 

 

コピーライティング(文章の書き方)を教えてくれていた先生が

 

 

「うーん・・どうも最近、中元さんの文章から伝わってこないんだよなあ。

 

テクニックじゃないんですよ。

 

 

 

あ、そうだ。

 

 

今度ね、僕がいま学んでいる武学っていうものご紹介しますよ。

 

これやるときっと変わるから。」

 

 

 

と、文章を書くために紹介されたことでした。

 

 

 

 

結果、

 

 

 

文章だけでなく人生への取り組み方まで変わってしまいまして。

 

 

 

ひと言でいうと、

 

 

ものごとのいい面に意識を向けられるようになり、           


幸福度が上がりました。

 

 

 

 

 

たとえば、

 

 

いま勤めている葬儀社では

 

お客さまにお茶を淹れる仕事があります。

 

 

 

「濃い濃いとしたお茶を出す」というのが社のポリシーのようで、

 

 

社でベテランの、おいしいお茶を出す女性から

 

私は働き始めた頃に“濃いお茶の出し方“を伝授してもらいました。

 

 

そのコツは、

 

    お茶の葉が急須の中で開き切る位まで、

 

何度も“湯飲みについでは急須に戻し・・”を繰り返して

 

お茶の味を出すこと。

 

 

    甘くてトロっとした舌触りが理想。

 

そのためには、熱過ぎない80度ぐらいのお湯で淹れること。

 

 

だそうです。

 

 

「でも、そんなふうに淹れてると、お客様が帰ってたりするんだよねー(笑)」

 

 

そんなオチ付きで教えて頂いてから、

 

私のおいしいお茶を淹れる仕事が始まりました。

 

 

 

 

「いいタイミングでおいしいお茶を出す」

 

 

これってなかなか難しいのですよ。

 

 

 

なぜかというと、

 

 

電話対応や葬儀の準備で

 

立て込んでいる時にも

 

来客があったりするので。

 

 

 

漫画のように手が8本ぐらいで同時進行している(つもりの)なか、

 

お茶を出すのは、なかなか至難の業です。

 
 

しかも、

 

 

・何度もお茶を急須にくぐらせて味を出していると、

 

お客さまが帰っていた。

 

 

・お湯が熱過ぎたらお茶が渋くなるのだけど、

 

ポットの温度が100度になっている時がある。

 

 

→さし水の量で調整しようとするも、今度はぬる過ぎる。やり直し・・。

 

 

 

など給湯室でアタフタしてるうちに

 

いつの間にか来客が増えていて、

 

 

お茶を持って行ったけれども あと一人分淹れなおすために引き返す・・。

 

なんてこともあります。

 

 


しかもお茶の味にこだわりのある会長が

 

「おいしいお茶はねえ。

 

舌にトロっと乗るんだよ。」なんていうものですから、


会長には特に

 

80度で何度もお茶っ葉にくぐらせたお茶を。

 

 

 

自宅では番茶を飲むのが習慣の私には

 

これまで緑茶を淹れる経験がほとんどなかったので、

 

 

おいしいお茶の淹れ方を研究すべく

 

お茶屋さんに出向いたり。

 

 

 

月末に業務の振り返りをする時は

 

「おいしいお茶出し」についても

 

ああでもない、こうでもないと書き記し、試行錯誤。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうこうしているうちに

 

だいぶ自分なりの手順と勘所もつかめ、

 

 

来客があったら「よーし!」と張り切るぐらい

 

ひとつの“仕事”になってきました。

 

 

 

 

それでも「場」は一回一回、条件が違っていて

 

 

緊迫した状況に割って入るお茶もあれば、

 


退職した従業員が久しぶりに顔を見せる社員同士のお茶もあります。

 

 
 

 

トロっとした低めのお湯で淹れたお茶が好きな会長が同席する来客は、

 

「お茶といえば熱いもんでしょ」という方かもしれない。

 

 

 

「ぬるい!どうしたのこれ?

 

味はいいけど。」と上司に言われアワアワする時もあれば、

 

 


渾身のお茶をお盆に乗せて「いざ!」と運んでいると、

 

早くも帰られるお客様と社長に出くわし

(ああ…。)と撃沈。

 
 

「もっと早く出してねー」との言葉を背に、

 

しょんぼりと行く先のなくなった湯呑みを給湯室へ戻したことも

 

一度や二度ではありません。

 

 

 

 


自分なりに「おいしいお茶を淹れること」に真摯に取り組んできましたが、

 

それを出す場がどういう場なのか?によって、

 

 


急ぎで出すことなのか?

 

相手にリラックスしていただくことなのか?

 

体調を整えることなのか?

 

 

 


出てくるまでの時間、熱さなど、優先される配分は違ってきます。

 

 


いくら自分なりの芯を捉えられたとしても、

 

相手の芯とズレていたら

 


それは全く作用しないのです。

 

 

 

 


この世で生きていく上で

 

この「自分と相手、それぞれの芯と、その交わる点」。

 

 


この三点を捉えられるように稽古していく過程で

 

人間力が磨かれていくのだろうなと思います。

 

 

 


そんなことを、

 

「体術」という型の稽古を通して気づける武学。

 

 

 


「武学かごしま会」という名前をつけておりますが、

 

かごしま以外の方にもお読みいただけるフェイスブックグループ。

 
 

取り組んでいる方の投稿だけでなく、

 

稽古会や体験会のご案内もしています。

 

 


覗いてみたい方はこちらからどうぞ。

https://www.facebook.com/groups/337480631114449/?ref=share

 

 

 


次回、私が主催する稽古会は7月21日(木)13:30〜16:00

 

(於:蒲生ふるさと交流館)です。

 
 
 
それでは、よい週末を。
 
 
 


P.S.

 

身につく読書術を実践する読書会。

 

オンラインで毎週土曜日の早朝やってます!

 
 

明日(18日・土6:30〜7:30AM)は

 

「紙1枚!読書法」(浅田すぐる著)の 第3章をやります。

 

 


「酒は飲んでも呑まれるな」と言いますが、読書も同じで。

 

 

「本だからといって無批判にありがたがるのではなく、

 

自分主体で読む」という姿勢を実践する第3章です。

 
 

読書会の進め方の詳細はこの中↓↓で解説していますので、

 

参加ご希望の方、ちょっと何やってるのか覗いてみたい方は

 

 

こちらからチラ!と覗いてみてください。

 

https://fb.me/g/p_HyChfjFPbyfbWEic/9T9EA3ym

 
 
※参加ご希望の方は、本をご準備くださいね。
 
 
 
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発行責任者 中元 礼子
 
 
*これまでの配信はこちら
https://archive.benchmarkemail.com/--31036---23376-_--20013---20803-?utm_source=BenchmarkEmail&utm_campaign=Mar_08_2022_Email&utm_medium=email
 
 
*「この状況、どこから手をつけていこうかな。。」
という時に、誰かに話をすると頭の中が整理されてきます。
 
スッキリすることが増えてきますよ⇒「話して整理整頓
https://docs.google.com/document/d/11NOW26MdGRKJIClYTjgM2_4MpvsMrgwLco964W1JCHc/edit?usp=sharing
 
 
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